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2025年6月16日に、省力化投資補助金(一般型)の初めての採択結果が公表されました。採択率は、68.5%と補助額が数千万円規模の補助金ではめずらしく高水準となりました。
省力化補助金は元々カタログ型のみで、購入できる機械設備の種類が決められており、あまり人気のない補助金でした。そのため、2025年にに入り、テコ入れで一般型が創設されたという経緯があります。
今回採択率が高かったのは、予算が大幅に余っていたためなのかもしれません。
はたしてこの傾向は続くのか、はたまた下がってしまうのか2回目、3回目の動向に注目です。
回数 | 採択率 | 採択件数 | 申請件数 |
1回目 | 68.5% | 1,240 | 1,809 |
2回目 | 結果発表待ち | ||
3回目 | 申請受付中 |
採択結果 公式ページ
省力化投資補助金(一般型)の補助額
従業員数 | 補助額(カッコ内は大幅な賃上げを行う場合) |
5人以下 | 750万円 (1,000万円) |
6〜20人 | 1,500万円 (2,000万円) |
21〜50人 | 3,000万円 (4,000万円) |
51〜100人 | 5,000万円 (6,500万円) |
101人以上 | 8,000万円 (1億円) |
補助率
中小企業 | 補助額が1,500万円まで : 1,500万円を超える部分 1/2(2/3) : 1/3 |
小規模事業者 再生事業者 | 補助額1,500万円まで : 1,500万円を超える部分 2/3 : 1/3 |
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投稿者プロフィール

- 中小企業診断士・MBA(経営管理修士)
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中小製造業、東証プライム上場オークション会社、産業振興系行政機関、人事組織コンサルティングファームを経験。法政大学にて経営管理修士(MBA)を取得後、中小企業診断士として独立開業。
東証プライム上場企業で研鑽したマーケティング戦略と施策実行、人事組織コンサルティングファームで培った人事組織領域を得意する。東証プライム上場企業にて事業企画を任されていた際は、3年間で営業利益を2倍(数億円規模)にまで伸ばすことに成功。
幹部研修、マネジメント研修、新入社員研修といった研修や人事制度構築、マーケティング戦略策定、実効性の高い現場施策から経営戦略レベルまでトータルした経営支援を行っている。
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